長井:はい、というわけで

増田:大阪の北浜にやってきました。

長井:大阪屈指のビジネス街。今回はこんなビジネス街ですが、ピラティススタジオの澤田さんのところへ行きます。

増田:この前聞いたんですけど、僕誕生日が一緒なんですよね。だから、僕は個人的には「澤田センパイ」って呼んでるんですけどね。
ウワサによると、噂ですよ、52歳でめちゃめちゃムキムキって聞いてます。

長井:しかも、ラーメンチャーハン食べてムキムキな。

増田:ラーメンチャーハンを食べてムキムキで、すごい新規が来なくて困っている時から、根本的に色々施策をされて、利益を上げていって、売上を上げていって、新規も毎月5~6人くらいやってたってことなんですけれども、その辺の秘訣を聞いてみたいなと思います。
そろそろ見えて来ました。このビルの8階へ行って参りたいと思います

長井:というわけで、澤田さんのスタジオへやってまいりました。スタジオって言うと広い、何もないっていうイメージがありますが、すごい器械がありますね。そういう、器械を使ったピラティスっていうことですね。

澤田:そうですね。

長井:なるほど。では、早速澤田さん、まず自己紹介をお願いいたします。

澤田:大阪の北浜で、ご覧の通りピラティススタジオをやっております、澤田理佳と申します。よろしくお願いします。

長井:よろしくお願いいたします。まず、澤田さん、おいくつですか?

増田:街頭インタビューの一番最初みたい

澤田:バスー!っと斬りつけられました。今年52歳です。

長井:先生、52歳でこの身体

増田:上から下まで撮ってもらっていいですか?
 今ギックリ腰なんですよね。立てないので、座ったまま行きたいなと思いますけれども。

長井:先生から見ても、すごい体ですよね。

増田:すごい良い体。ラーメンとご飯の話、また後でしますけど、やっててもこの身体。昔から筋肉質ですか?

澤田:昔から多分筋肉質。でも、やっている内容によって、身体は変わってきてます。

長井:ではですね、早速聞いていきたいんですけれども、澤田さん、ピラティススタジオでピラティスを教えられているってことなんですけれども、そもそも、ピラティスって何?って人も居らっしゃるかと思いますので、簡単にご説明頂いてもいいですか?

澤田:はい、その横に写真があるんですけれども、白髪の男性がいますね。これが、ピラティスおじさんです。ドイツ人のジョセフ・ピラティスが作ったエクササイズです。名前が有名になってるんですけれども、人の名前ということで。

長井:こういう器械は、元々使うものなんですか?

澤田:元々、マットのピラティスっていうのが始ったのが、最初ですね。そのマットの動きを上手にするために、学習するために、あのおじさんが器械を考案したっていう。

長井:では、澤田さんはこちらの器械を使うタイプのピラティスをメインでされているという事ですかね。

澤田:そうですね、マットのピラティスっていうのが、大体普通、一般的に主流なんですけれども、うちのウリということで、違いということで、マシンを使ってやりますよってことで。

長井:なるほど、そんな感じで、ピラティススタジオを経営されていて、しかも北浜っていう大阪ではかなり良い立地のところで、大きなスタジオでされているわけですが、どうでしょう?なにかされていて、悩みとかは商売人の学校に入る前とかは、悩みみたいなものはあったんですか?

澤田:悩み・・・ですね。ある程度、お客さんって言うのは、実は来ていました。入会されると結構長く続けて頂けるって言うのが、ウチの強みでもあったんですけれども、同時にインストラクターの指導者の養成っていうのもやっていまして、その生徒さんって言うのも、たくさん来られる。自分の中で、養成コースがあるから急激に売り上げが上がるとかいうんじゃなくて、一般のお客さんで安定した収入を得たかったって言うのがあります。

長井:ってことは、澤田さんはこちらはお一人でされていて、って感じですか?

澤田:一人ではなくて、最初スタジオを立ち上げたときは一人なんですけれども、手伝ってもらえる人って言うのを探して、2012年ここにスタジオをオープンした時っていうのが、一番人数が多い状態ですね。

長井:スタッフ数が多いということ。なるほど。
 で、今はもうお一人でされているってことですかね?

澤田:私がほぼメインで、木曜日のクラスだけ一人お手伝いしていただいています。

長井:結構そこそこ人数も来てもらってて、一般の方でも、そんなに困ってはなかったとは思うんですけれども、でも、なにかまだちょっとモヤモヤした部分があったという感じですかね?

澤田:そうですね・・・モヤモヤ・・・ピラティスってすごくいいんですけれども、中々一般に広まらなくて、それをちょっと打破したいな、多くの人に知ってもらいたいって言うのがずっとある想いなんですけれども、それを何かヒントがないかなと、探しているところでしたね。

長井:そんな風にもっと広めていったりとか、多くの人にっていう部分がすごくあった中で、売上とかはどうでしたか?結構しっかり残る感じでしたか?

澤田:そうですね、2012年に人を雇ったっていうことで、人件費ってすごくかかるじゃないですか。なので、同じように売り上げていても、人件費で持っていかれるって言うのが大きかったですよね。

長井:ちょうど1年くらい前かな?商売人の学校の説明会に来られた時というのは、何か求めていたものがあったんですか?それで商売人の学校を見つけられたというか。

澤田:本当に、ピラティス…スタジオを知ってもらうために、何か活動をしようと思って、色々なメルマガとかも登録して、その中で、商売人の学校っていうのにヒットした感じですね。

長井:今までは、他に色々勉強行ったりとかはちなみにされてたんですかね?

澤田:そうですね、ネットで商材をダウンロードするとか、あと本を読んだり。

長井:実際に誰かに教わるって言うのは?

澤田:そうですね、体系立ててと、あと長期に渡って教えてもらうって言うのは、今回初めてですね。

長井:未だに、説明会で澤田さんがものすごい派手な格好というか、キラキラした格好で来られて、「うわ!誰が来たんだ!」みたいになったのは覚えてるんですけれど、逆に澤田さんから、先生って言うのは、最初見た印象ってどうでしたか?

澤田:当日?動画じゃなくって?あー動画はもう、おもしろいの一言。キター!って感じですね。

長井:大阪ですね。やっぱり。なるほど、キター!って思われて、生で見られて確かに動画の通りだったと思いますけれども、更にどういう印象を感じましたか?

澤田:動画よりもさらに面白く、あとインパクト追及されてるじゃないですか?当日、ご本人にお会いした時に、ちょっと普通の人かな?って。

長井:なるほど、最初の激しさの印象が強すぎて。

澤田:そうそう、あれがすごいですよね。

長井:結構ちゃんとした事言うんだなみたいな感じですよね?たぶんね。そういう意味ですよね?なるほど。でも、割とすんなり上級の応用コースまで申し込まれた状態で、なぜこれ、「よし、入ろう!」とは、安くはなかったと思うんですね。でも、なぜいっちゃえ!って思いました?

澤田:そうですね、大きな金額を出すのは、あまり経費って考えたら気にならない人なので、あとは取り返せばいいやって言う考え方ですね、投資って感じで捉えてました。

長井:ご自身への投資と思って、勉強して、覚悟決めて入られたと。
 じゃあ、ここからは、入られてから何をされたかとかを色々お伺いしたいのですが。最初はまず何をされましたか?

澤田:一番最初ですね、チラシを作てみたんですよね。チラシのコンサルというのが、毎月ありますよね。なので、チラシっていうのを一度ですね、作ったことがあるの。でも結局、当たらない。よくクラスでも言われてますが、「一回ダメだったから、これはチラシはダメなんだ!」みたいな感じで、それ以降やってなかったんで、それじゃあ、いっちょチラシ作ってみるかな!と思って、チラシを作ってみました。

長井:そのチラシが、先生こちらですかね?すごくカッコいいピラティススタジオで、こんな感じのチラシを作られた。どうでした?最初このチラシを作られたのってどうでした?抵抗とかはありませんでしたか?

澤田:このヘッドラインですよね?

長井:ヘッドラインだったり、デザインだったり。

澤田:そうですね、おしゃれではないけれども、人の目に着かないと、結局意味がないっていうことを考えたら、当然だなと思って、まぁやってみようと思ってました。

長井:先生、結構ピラティスとかやっていたら「ピラティス!」ってこういうところに書きがちなのに、まさかの「背中丸くなったね」っていう。ここから始まるっていう、最後にピラティスって書いてあるっていう。先生どうですか?こういうパターンって。

増田:いいヘッドラインだなと思いますけれども、だいぶ抵抗があったんだと思いますよ、最初これ出すのに。もっと商品の事、技術職ですから、ジョセフ・ピラティスさんとはどういう人でって言う説明から入りやすい感じですけど、ダイレクトレスポンス型の良い広告だと思いますけれども、この広告は反応どうでしたか?

澤田:この広告は、反応ないですね。結局自分が、撒く手間って言うのが追いつかなかったので。

長井:確かに、意外とあるのが、広告が当たらなくて、で、違うところを掘ってみたら当たったって言うのがあったらしいんですけれども、どうでしょう?チラシを作って、トライしてみて、ちょっと違うかもって思って、次に何かしたことってありますか?

澤田:これは当たらなかったんですけれども、その前に小さなハガキ版って言うのも、よく似た感じで作って、それが半年くらい温めてお客さんが来られましたね。タイミングじゃなかったんですね、その人の。

長井:持っておられたんですね。いつか来ようと思って。

澤田:それは500枚なんですよ。実際500枚全部配りきってなくて、そこで1人来た感じ。

長井:じゃあ、300枚くらいで1人来た感じ?

澤田:ですね。

長井:これでも、効率いいですよね?

増田:まぁまぁいいと思う。1人かって思うかもしれないですけれども、普通に考えてよ、ピラティスでそもそもハガキでお客さんに反応させようとするピラティススタジオ、全国にどれだけあるでしょうねって話ですよね。チラシやったりとか、ハガキやったりとか

長井:ネットとか、よくあるネットのいわゆるクーポンサイトとか、何十万出して、やっと何人か来てもらえるよりも、随分と費用対効果が良いですよね。他には何か、こう例えば、先ほどはオフラインのお話しでしたけれども、いわゆるオンラインというか、ネット系とかっていうのは何かされてたりとかはしたんですか?

澤田:インターネットで、とにかく一人で受付から、返信からやっているので、出来るだけオンラインで集客できるように、自動化する様にシステムを、クラウド型のシステムなんですけれど、入れて、あとは、今までっていうのは体験のレッスンをまず割り引くことをしたことがなかったんですよ。で、さっきのチラシと同じ感じで、まずは2回来てもらうっていう事をやって、そうすると、2回来ると、接触が2回って言うだけでも、親密度っていうのが全然違いますので、1回目に来るか、2回目どちらかで入会してもらったら、入会金が少し安くなりますよ。2000円引きますよって言う形で。

長井:そこでの成約率って言うのは結構いいものですか?何パーセントくらいとか?ザックリで構わないんですけれども。

澤田:そうですね、8割くらいかな。

長井:先生、これ結構いいですよね。初回から8割。

増田:いいと思いますよ。8割は。

澤田:よっぽど冷やかしでない限り。

増田:よっぽど冷やかしっておっしゃいましたけども、冷やかしなんか来ますか?

澤田:冷やかし・・・やっぱり器械をやっているのが珍しいので、一回乗ってみたかったっていう。他のピラティススタジオでレッスン習っていて、一度乗ってみたかったんです、やってみたかったんです、ハイ満足です、以上!みたいな。

増田:なるほど、そんなんもたまにいると。でも、8割成約率ってことは、そういう人達はほとんどいないってことですもんね?はい。

長井:結構大手のヨガスタジオとかに聞いたら、安い期間だけ来て、もうそれでさようなら~っていうパターンがある中で、8割って中々こう高いですもんね。先ほどクラウド型のって。あぁ言うのを使うとお一人でも効率よく回るものですか?

澤田:そうですね、それを使う前っていうのが、まず予約のメールが来て、「どこどこの日にち空いてますか?入りたいんですけど」っていうメールですよね。「空いてますよ」で、第一候補、第二候補、第三候補、ここでいかがですか?っていって。

長井:結構手間ですね。

澤田:そうですね、何回かやりとりする。

長井:それを向こうが選んで頂いてっていう。

澤田:そうです。それで、決済も終わっちゃうって言う形にすると、ずいぶん楽になりました。

長井:それだったら、お一人で見られている、スタジオだったりとかされている方、すごく雇わなくて良いって楽ですよね。うまく、お一人でされている部分を上手くされて、上手に経営を回されている感じがしますね。
 他に何かされたことはありますか?それくらいがメインですかね?

澤田:あとは、来られたお客さんに対して、新たに提案。例えばグループに来られた方は、グループだけっていうパターンが多いんですね。で、プライベートでレッスン入られた方はプライベートって形で、全くそれ以上の道はない。それをやる気がある、もしくは興味のある方に、プライベートやってみませんか?ってそこから引きあげていく。っていうパターンっていうのは、新たにやり始めました。

長井:ってことは、プライベートってことは、いわゆるグループよりも金額が高い?

澤田:金額は高くなります。

長井:いわゆるアップセルということですね、先生。
 そういうのって、考え方的に今までなくて、入塾されて、あ、こういうのもいいんだって考え方になられた感じですか?

澤田:そうですね、プライベートの方が金額高いので、そこから新規を集めるよりも、既に興味のある方、更にステップアップをしたいという方にご紹介をする方が早いなと。

長井:なるほど。もはやフロントエンド化しているような。すごく上手にシステム化されていますね。

澤田:そうですね、グループレッスンがフロントエンドみたいな感じです。

長井:すごいな。結果、単価とかは変えられたりとかっていうのはされたりしたんですか?

澤田:単価は、若干上げてますけど、要はクラウド型にするからっていうことで、そこら辺の手数料とかも含めてあげた。

長井:単価もちょっとあげられて。ちょっとわからないんですけれども、お月謝とかっていうシステムかとは思うんですが、そういうのって、割と他ってそんなに高く出来ないというか?他のスタジオさんとかは。

澤田:他に比べると、うちは元々高いです。

長井:元々から高くて、その後は手数料という形で、もう少し最近上げられた。

澤田:そうですね。

長井:いい感じで、そういう風に進んでいらっしゃる。面白いですね。
 先に聞いておきたい部分ではあるんですが、どうでしょう?数字の面で、解りやすく入塾前だったり、あまりうまくいってなかった時から、ここ最近で、どれくらいパッと差が?

澤田:お客さんの来店、要は新規なんですよね。1年間で10人新規来たらいいかな、特に一般のお客さんですね。それでも回ってたというか、気にしてなかったと言ったらいいですかね。ここ最近はひと月で、これも大手さんに比べたら話にならないですけれども、7名くらいはコンスタントに来る。

長井:ザックリと前まではひと月に1名来るか来ないかだったのが、7名、いわゆる7倍くらいになったってことですよね?

増田:5~6人は絶対来ますか?毎月。

澤田:そうですね。

長井:リピート型でずっと、中々辞める方が少ないっていうパターンで、毎月6~7名増えているってすごい。

増田:これ、みんな知りたいと思うよ。どうやって6人も7人も集めてますか?実際に。前までできなかったわけでしょ?前まで年間10人?10人、12人とかって言ってるのに、何でいきなり5人とか6人とか7人とか。半年とか1年の話でしょ?何をやってそんなになったんですか?

澤田:要は、やっていないことをやったってことなんですよね。その、チラシを作ってみるって言うのもそうだし、結局ネットで発信するっていうのをやり始めました。ブログ、youtube、あとはInstagram、その他諸々って感じですけど。

長井:確かに澤田さん、動画とかも毎日あげられている感じですけれども、他のスタジオさんでそんなのをやっているスタジオさんはありますか?

澤田:ないわけじゃないですね。ただ、自分の独自性を出そうと思って、動きと喋りと一緒にしてっていう形でアップしてます。

長井:最初から反応ありました?動画とかって。

澤田:上げてポチポチって1名2名からですよね。ただもう、上げるしかないので、ひたすら。

長井:あげて。ここで諦める人が多い中で、諦めずに上げ続けて、それが、先生認知につながった部分はあるんですかね。

増田:これちょっと聞いておきたいんですけれども、最初全然反応なかったわけじゃないですか。やっぱこれ反応ないわと思って辞めなかった理由って何ですか?ブログとか、youtubeとかインスタとかって。いうのを自分の動きやったりとかで、面白い動きいつもやってるやつあるじゃないですか。普段動けへん動きをやってるわけじゃないですか。それで、再生回数4回とか。いって20回とかくらいの中で、なんで諦めずにずっとやり続けましたか?

澤田:やり続けないと変わらないって思っているのもあるし、あとyoutubeを見ていって、もっと長くやっている方って実際にいらっしゃる。他のヨガだったり、ボディワークでされている方もやっぱりいらっしゃるんですよね。その人の数、再生回数見たら、やっぱりこれを超えてやらないとっていう。既にやられてて、これだけ積み重ねている人がいるんだから、そこを追いかけないといけないという風に思ったんですね。

長井:すごい。信念の人ですね。

増田:なるほど。手本があったってことですよね。それを超えていかないとっていうモデルケースみたいなのがあったってことですよね。よろしいですね。はい、オッケー

長井:ちなみに、動画やったりとか、ネットやったり、チラシも改めてされたっていうのもあったと思うんですけれども、入っていなかったら、こういう事ってご自身ではされていなかったと思いますか?

澤田:入ってなかったら、たぶんやってたとは思うんですけど、効率は悪かったと思うんですよ。やみくもにやっていて。

長井:色々授業とかで色々学ばれて、ご自身の中で消化されて、ずっと続けることが出来た。で、結果毎月6~7人の新規を取りながらっていう感じですね。

増田:最低の時の売上はいくらくらいでしたか?やってて、スタジオ開いて、最低の時の売上って。ここ最近調子悪いな~と。悪いというか、低い時ですね。一番ミニマムの売上。

澤田:ミニマム・・・意外とね、あまり変わってないかもしれないですね。経費でやっぱり引っ張られていた感じですかね。金額的にはそんなに変わらないんだけれども、40~50万円、人件費でドーンってなくなっちゃうと大きいですよね。家賃以上になってきますもんね。

長井:今まで人件費として流れていた分が、プラスではないけれども、ある意味プラスになっているような感じですね。それでも、すごい大きいですよね。結果50万円とか使ってたところが。それってすごい。

増田:大きいわ~。利益率が良くなったってことですもんね?わかりました。

長井:色々とお聞きしましたけれども、新規も今までは1年に10人くらいだったのが、一気に、計算でいうと70~80人くらいにね、年間増やされたり、ネットで独自路線で集客とかも出来るようになられた澤田さんですが、どうでしょう?先生の方から見て、今後どうすれば澤田さんはもっともっと伸びられると思いますか?

<<コンサル>>

増田:ご自身が、本人が言ってますけれども、今まで反射神経で動いているどころが多かったんだと思います。スポーツ系の人って、反射神経で動く人たちが多くて、僕ももちろん最初はそうだったんですけれども、効率を求めるために、今やってることは、3~5万円かけて自分でネット広告をやっていく、ブログとかyoutubeとかインスタとかの広告やっていくと、たぶん毎月新規って10人切らなくなってくると思います。やっぱり忙しいって言う風におっしゃってましたけれども、それも結局効率の問題で、どのクラスを一生懸命やって、どのクラスは人に任せるじゃないですけれども、自分は一生懸命やらないとか。で、アップセルをしていく人たちはこの人、アップセルをしないグループはこのグループ、みたいな感じで、自分で時間割作って、誰に売るか決めてやって行ったりすると、毎月、毎月売上更新して、毎月経費は最小限に済むと思います。ローリスクハイリターンみたいな感じの。になるんだと思います。
プラス、これはプロフェッサーの時にも死ぬほど言いましたけれども、時間割。時間割通りに生きていく。この時間はこれって書いてないし、でも今日はちょっと気分が乗ってるからやっておこうか、ってそれやっちゃダメなんです。それは逆を言うと、気分が悪いときはやめちゃうっていう。要するに、自分が最高売上を出したときの時間割通りを生きていくっていう生活に慣れていかないといけない。冒頭にも申し上げましたけれども、ぎっくり腰をされているわけじゃないですか。それは、ハッキリ言って、身体が弱いとかじゃなくて、疲労の蓄積が結局腰に来てるんですけれども、疲労が蓄積するまで、効率悪くやっているって言うのがまだありますんで、もう極端な話、10時、12時から始まって、18時とか19時に終わる。家に帰ってラーメン食って寝る!くらいの感じでいく方が、実は働く時間を短くするほうが、実はすごい儲かるってことは世の中知らないんです。長く働いておくとお金も入ってくるし、人も入ってくるしって思いますけれども、違うんです。今の時代は長さよりも密度です。なので、短い時間で濃い人間たちをギュっと凝縮して見るって言うのは、もうこれは、プロのなせる業だと思いますよ。しかも、ブログとかyoutubeとかインスタで、クオリティを見せていく。クラスのクオリティを見せていく、自分のクラスのこだわりを見せていく、違いを見せていくみたいなってところで、それが結局のところ他のスタジオとの差別化になっていきます。だから、規模とかで勝負しようと思ったら、元々大手クラブにおられましたけれども、絶対無理でしょ?そんなすぐに何年かで行けるかって言ったら、そもそも、そんなんご本人が望んでるかは別にして、出来ないじゃないですか。だし、その効率を求めるために、ここには、ここにしかない、密度のあるものがあるんだって物をやっていくんだって思ったら、僕はもう澤田さんは働く時間単純に短くてしていって、売上を2倍にしていけばいいんじゃない?って思いますね。

澤田:そうすると4倍ですね。

増田:そうです、そういう事です。経費も今のまま。かけても今プラス10~15万円とか。バイトの小娘1人雇えるくらいの、小娘1~2人雇えるくらい経費で2倍とかになったらどうです?

澤田:最高ですね。

増田:働く時間は今の半分とまでは行かないですけれども、3分の2くらいになったりするって感じで行ったりすると良いですね。あの、商売人の学校増田塾でもそうですけれども、働く時間が短ければ短いほど、利益率って良いですよ。それはね、どういうことかって言ったら、無駄な動きをしない。効率よくやるってことは、短く働くってことなのです。なので、あのね、2~3時間のギュっとした労働で、毎月200~300万円グッと入ってくるみたいな感じでね。いや、そういうなんをやるのが、僕らのマーケティングやっている人たちの最終的なゴールだと思いますよ。最初は売上を大きくする、でも売上を大きくしていく、肉体労働増えていく、ぎっくり腰になるじゃないですか?でも、それやってると、それはまだ若い時だったらいいです。30、40、50だったらいいと思いますけれども、これね70でもこの働き方って出来るのか?ってなったら多分しんどいと思いますよ。特に運動系は。効率よく働くなら、めちゃくちゃ簡単。働く時間短くしていって、で働く時間を短くしていくってことは、より一層の顧客満足だったり、生徒さんの満足度、あとクラスの講師の人たちの満足度を高めるために、サービスの向上をしていかなくちゃいけないんですね。だから密度なんです。利益率って言うのがすごくよくなります。

長井:今でも利益率ぐっと上がっているのに、もっと上げれるってことですよね。

増田:そう、僕ら日本人ってね、働く時間が長いとね、それだけで満足しちゃう民族なんです。汗の量が労働みたいな。僕ら、畑耕してるわけじゃないですから、この辺の話の転換は中々日本の商売人の人たちにはわかりづらいかもしれないですが、働く時間が短い方が、お客さんにとっても、こっちにとっても、世間にとっても、すごくいいんです。だって、電気はそんなに長く使わなくていい、経費はそんなに使わなくていい、お客様には密度の高いサービスを提供してあげる、しかも絞り込んだ、自分たちが教えたい人、そして教えてもらいたい人が来るっていうのを、どんどん効率よくやって行ったりすると、必然的に働く時間を長くしてはいけないっていう結論に達するんですよ。
なので、10~19時、12~18時、10~15時とかの営業

澤田:クラス始まってないです。

増田:そう。って感じでやってもらって、お客さんたちがそういう時間をフレックスな時間を、自分たちの時間が自由が利かせるような顧客の人たちを絞っていってやって行ったりすると、非常に少ないクラスで、素晴らしいお客さんたちが8~9割占めていく。そして利益率は高い、自分たちが使っていく経費は低くなっていく。っていうところなので、無駄な動きが多いってことは、すごい経費をたくさん使う。いっぱい広告費を使うんだけれども、結局のとこり客は全然来ない、とか。倒産するわけじゃないですか。だし、無駄にすごいところ借りて、客が来るかもわからへんような、一か八かの賭けに出て、客来-へんくて、潰れたスタジオとかって、僕は知らないですけれども、たくさんあると思いますよ。そういうところで効率を求めていくんだったら、短い時間で、素晴らしいお客さんを、密度の高いサービスを提供していき、っていうところで、僕は時間管理かなと実は思います。働く時間を短くせよ。意外に出来ません。やっぱり長く働いていたほうが満足度が高い。自分のね。お客さんには関係ないよ。

澤田:そうですね、やった感っていうかね。

増田:そう。重いものとか上げた後とか、筋肉痛になったらやった感あるじゃないですか。でも本当にそれで筋肉が強くなっているかは、動きだったりとか、バランスだったりとか、柔軟性だったりとかがあるんだと思いますけれども、一緒一緒。運動だってやればやるほど強くなるわけじゃないでしょ。効率よくやらなけりゃ。動きを。もう澤田センパイの場合は絶対に時間管理です。短く。出来るだけ短く働けば働くほど、面白いもんで、200~300万円は結構すぐ行きます。本当に。経費を少なく、売上高く、そして利益率は高く、これは、働く時間を短くするんです。たぶん、今わからないと思いますけれども、半年後に「こういう事だったんですね」って言ってます。必ず。また。最初のころはわからない。やっぱり長く働くことがクセついているから。もう早く帰って、ラーメン食って、飯食って、寝ると良いと思いますから。本当本当、マジで。働く時間が長い人達ってね、早死にするんです。働く時間長いってことは、働いている感はあって、それだけ売り上げもあがりますけれども、寿命って考えたりしますと、少し短命になりますから、そういう意味で、自分たちのこの適度な労働時間って言うのがありますけれども、そりゃもちろん、働かなきゃならない時間に家帰って、2~3時間働かずに、家に帰ってテレビ見てたら、そりゃだめですけど、働く、やるべきことをやって行ったりすると、やるべきことって、実はそんなに多くないんですよ。そんなに多くないと思うよ。色々動いている時の方が、忙しい忙しいって言うてるけれども、効率悪いんです。効率よくやっていこうと思ったら、自分たちがやるべきことだけをやる。これで、すごく解決していくと思いますんで、是非やってみてください。

長井:どうでしょう?伺ってみて。

澤田:まさに課題ですね。ちょっと営業日数を増やしてみたんですよ、逆に。疲労がたまりました。お客さんが分散しちゃったんですね。もうちょっと狭めようと思った時にピキッと腰やっちゃったんで、「もういい加減にせよ」と体が言ってる感じです。

長井:是非、この課題をクリアしてもらってっていう感じですね。

増田:素晴らしい。働く時間短くして、利益率とか売上あげていくって、ナニソレと思いますけれども、逆にナニソレ?が何それですよね。何言うてんの?みたいな。効率よくいきたいんでしょ?じゃあ働く時間まず短くしましょうとかって

長井:そういうマインドセットからきっと変えれたら最高ですね。

増田:マインドセットなんですかね?営業日数を10日とかにすればいいだけと思いますよ。で、あとの20日間は勉強しに行くとかね。旅行行くとかラーメン食べに行くとかで良いんだと思います。

長井:幸せですね。

増田:それで、今の売上の2倍出たらどうです?

澤田:すごいです。

増田:すごいじゃなくて、そんな考えなんかないから。それがそもそも、ボトルネックって言うねん。自分が気づかへんからボトルネックやからね。って言うところで、僕は日本全国の商売人たちはまずは働くな。時間を長く働くことが、働くことだと思うなよみたいな。客が来て、客が満足して、客がアップセルの商品を買っていくからサービスなんだと。そこにもし働いてても客が来てへんかったら何もならないですから。是非この辺を気を付けてやっていただけると、僕は良いと思います。

長井:わかりました。そんな感じで、今回は聞いてみると、実は新規が7倍になってたり、利益が50万円くらいアップしてたり、みたいな澤田さんでしたね。かつ、52歳でこの身体の澤田さんですね。

増田:最後に力こぶ出してみて。すごいですよね。ラーメンとライスを食べてますからね、この身体で。ラーメンライスでこの身体。

長井:というわけで、今回は澤田さんに色々お話をお伺いしました。これからも是非頑張ってください。

<<インタビューを終えて>>

長井:では、澤田さん、インタビューお疲れ様でした。

澤田:ありがとうございました。

長井:というわけで、最後に3つ質問させてください。
 今回、同業者の方とかも見られていると思います、今回それでもなぜ動画に出てくれましたか?

澤田:そんなもん考えてなかったっていうのがありますね。お声かけて頂いたって言うのは、それなりの成果かなと思ったので、お受けしました。

長井:今回、見られている方で経営に悩まれてたりする方とかいらっしゃると思うんですね、是非そういう方にメッセージをお願いします。

澤田:商売人の学校に入るっていうことは、自分の無駄を取り除く。人に習うっていうのは、期間を短く、最短の距離で、最速のスピードで結果を出すやり方だと思います。自力でやるのも、私も嫌いじゃないんですけれども、それで無駄な時間を過ごしてたり、実際一生って限られてるじゃないですか。自分の人生。そしたら、出来るだけ、助けてくれる人がいるんだったらば、そこに行って、最短で最高の結果を出して、そして残りの時間をもっと自分の人生楽しむって言うのがいいんじゃないでしょうか。

長井:ありがとうございます。最後に色々伺いましたけれども、澤田さんの夢を教えてもらってもいいですか。

澤田:夢があるようで・・・好きに生きていきたいなってここ最近特に思うようになりました。好きに生きていく中で、この指導って言うのも、その中に入ってるんですよね。人が元気で、幸せにいてもらうために、自分の知識を提供する。そしてお手伝いして、お金いただいて、好きなところに行き、好きなものを食べ、そして自分の人生さよなら!って感じで行きたいなと思います。

長井:それすごい。幸せな人生ですよね。ありがとうございます。
 最後にもう一つだけ私の方から、質問させてください。最後に澤田さん、商売人の学校に入られて良かったですか?

澤田:良かったと思いますよ、もちろん。

長井:では、インタビューお疲れ様でした。

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